こんにちは!Googleストリートビュー認定フォトグラファー【コールフォース】の土屋です。
今回は「Googleストリートビューの更新頻度」についてお話していきます。
Googleストリートビューでは、今や日本中のほとんどの場所が確認できるようになりました。
しかしながら、「この場所には新しくお店が入ったはずだけど、ストリートビューを見てみたら貸物件の看板が出たままだなぁ・・・」なんて経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか?
Googleストリートビューは、
ストリートビューカーなどで実際に道を走って撮影(全国を順番に回っている)
↓
撮影した画像に特殊な加工をして公開
というプロセスをたどるため、公開されたストリートビューと実際の現地の様子にはタイムラグがあります。
では、Googleストリートビューが最新の画像に置き換わるまでの期間は、一体どのくらいなのか?目安をお伝えしていきます。
この記事に書かれていること
Googleストリートビューの更新頻度はどのくらい?
実は、Googleストリートビューの更新頻度を正確に知ることはできません。冒頭から元も子もない話ですが、Googleが更新頻度を公表していないため、正確な月数・年数はわからないのが現状です。
しかし、おおよその目安は予想することができます。これはあくまで私の見解となりますが、
- 人口の多い都市部・・・1年で更新
- 人口の少ないのどかな町・・・2~3年で更新
このように、Googleストリートビューは場所によって更新頻度が違ってきます。
おおよその更新頻度を知るには「タイムマシン機能」を使う!

気になる場所の周辺のストリートビューが、どのくらいの更新頻度かを予想するには「タイムマシン機能」を使うと便利です。
タイムマシン機能とはその名の通り、今まで撮影してきたGoogleストリートビューを、過去にさかのぼって見ることができるものです。
タイムマシン機能を使うには、まずは気になる場所のGoogleストリートビューを表示します。
そして、左上の「ストリートビュー 〇〇年〇月」と書かれているそばに時計マークがある場合、それをクリックします。(時計マークが出ていない場合は、その場所の過去のストリートビューがないか、タイムマシン機能がまだ備わっていないか、Google以外の一般の方が公開したストリートビューか、のいずれかです)
すると小さなウインドウが表示され、その場所の過去のストリートビューを見ることができます。
例として、東京都台東区、浅草寺付近のGoogleストリートビューのタイムマシン機能をONにしてみましょう。すると、約1年おきにストリートビューが更新されていることがわかります。

地方のとある場所で、同じくタイムマシンを確認してみると、こちらは3年おきの更新になっています。

このようにタイムマシン機能により、だいたいの更新頻度は掴むことができます。
人口の多い都市部や人が多く集まる観光地などでは、道沿いの店舗の入れ替わり・新たな建物の建設などが頻繁におこなわれます。景色が変わりやすい特徴があるため、それにともないGoogleストリートビューの更新頻度も高い傾向があります。
Googleは更新頻度自体の公表はしていませんが、これから撮影する予定は公表しています。公式サイトで確認ができますので、気になる方はチェックしてみてください。

↑Google公式サイトの画像です
Googleストリートビューを最新の状態に修正するには?
Googleストリートビューのタイムラグにより、実際の現地の様子と公開されているストリートビューに違いがある場合、次の3つの方法で修正することができます。
①新たなストリートビューを投稿する
最も時間がかからない方法と言えます。
360度パノラマ画像が撮影できるカメラと、Googleストリートビューのアプリを使って、新しいストリートビューを作成し投稿する方法です。
自作でもできますが、例えば店舗や商業施設など「見せる(情報開示する)ことがプラスのアピールになりそうな場所」のオーナーであれば、Googleストリートビュー認定フォトグラファーに依頼して、外観のみならず室内を含むストリートビューを撮影してもいいでしょう。
ストリートビューが完成しネット上に公開すれば、数時間~数日で最新のストリートビューに変更することができます。(作成には10日間くらいかかります)
店舗施設のGoogleストリートビューの投稿については、こちらの記事もぜひ読んでみてください(オーナー様向けの記事です)↓
>>Googleストリートビューの3つの効果!8万件が導入を決めた理由とは?
>>Googleインドアビュー(ストリートビュー)は自作可能!?手間やクオリティを比較!
②Googleに間違いを報告する
このお店はもう閉店していて、別のお店に変わっている!などの場合は、Googleマップより報告ができます。
Googleアカウントでログインした状態でGoogleマップを開き、報告したい場所を地図上でクリックし。その場所にピンを立てます。
ピンが立ったら左側の詳細欄の「情報の修正を提案」をクリック。

すると次の画面で、具体的にどこが間違っているのか聞かれます。それぞれの項目がクリックできるようになっているので、間違いのある箇所をクリックし、新しい情報に直して「送信」しましょう。

これにより、Google側に「この場所、実際は違いますよ!」という報告ができます。
ただし、あくまで報告までです。ストリートビューがGoogle側により、いつ正されるかはわかりません。
③次の更新まで待つ
平たく言うと、何もせずに放置しておくことです。
この記事の最初のほうでもお話ししましたが、Googleストリートビューは都市部であれば約1年、地方ののどかな場所であれば約2~3年の頻度で更新されます。
実際の様子とGoogleストリートビューに違いはあるものの、特に緊急性がない場合は、気長に次の更新を待ちましょう。
以上が、Googleストリートビューを最新の状態に修正する方法となります。
まとめ

道沿いを撮影していくGoogleストリートビューは、Googleのスケジュールにより撮影日や更新頻度が決まっています。繰り返しますが、だいたい都市部では1年おき、人口の少ない場所では2~3年おきの更新です。
Googleに、最新の状態へ修正するリクエストを送っても、すぐには反映されません。
もしも、店舗や施設のストリートビューの見え方がイマイチ・・・だった場合。
その場所の経営者の方は、新たなストリートビューを自ら用意して公開するのが、解決までに一番早い方法と言えるでしょう。
Googleストリートビューを新たに用意するには、手間と時間が多少かかってもいいなら自作で、普段の営業に差し障りなく用意するなら認定フォトグラファーに依頼して撮影してもらいます。どちらがいいか検討し、良いほうを選択されるといいでしょう!
>>【店舗施設のオーナー様向け】Googleストリートビューと集客効果の関係を見るにはこちら
【ご注意ください】
おかげさまで毎日多くの方からお問い合わせをいただいております。
誠にありがとうございます。
しかしながらお問い合わせの中には、
「Googleマップに表示されている建物の住所や名称が違うから修正してほしい」
「Googleストリートビューが示している建物の外観の写り方を直してほしい」
「Googleストリートビューに映っている道路の画像が古いので修正してほしい」
「Googleマイビジネスの情報が違うから変更してほしい」
など、弊社ではお取り扱いできない内容がございます。
大変申し訳ないのですが弊社は、店舗や施設などの建物の内観を360度画像に撮影・加工いたします「Googleストリートビュー【屋内版】」の専門代理店です。
道路沿いや建物の外観のストリートビューに関する修正、変更はお受けいたしかねますのでご了承ください。
『お店や会社の内観をストリートビューのように360度画像にして公開したい』
『WEBから集客できる方法を相談したい』
などのご要望がございましたら、ぜひご連絡ください。